沖縄県本島北部にのみ自生すると言われるラン科デンドロビューム(セッコク)属植物。樹上に着生し細長いバルブ(茎)を下垂させる。バルブの形状から竹に見立て[タケラン]と呼ばれることも。冬から春に開花。
・環境省レッドデータブック 絶滅危惧IB類
・沖縄県レッドデータブック 絶滅危惧IA類
・特定国内希少野生動植物種(平成14年9月1日から指定)
特定国内希少野生動植物種「オキナワセッコク」の
取り扱いについて
国内希少野生動植物種・緊急指定種は「種の保存法」に基づき、個体の捕獲・採取や譲渡し等が原則として禁止されています。
fromSeedでは国内希少野生動植物種に指定され、沖縄本島北部にのみ自生すると言われる「オキナワセッコク(Dendrobium okinawense)」に対し、親株としての個体所有、実生からの増殖、成株の株分け、販売等するため、農林水産省・環境省に届け出をし、「特定国内種事業者 : 事業所番号 43-0041」として受理されました。
限られた地域で自生する植物は、自然環境の変化や開発・採取などにより絶滅する危険性が急激に高まります。fromSeedの活動の中で大きな柱でもある「実生から増殖した植物を販売する」「親株として維持をする」ことでオキナワセッコクなどの希少な植物の自然界での減少を防ぐことができれば、と考えています。